海外撮影地メモ Sudirman~Manggarai (ジャカルタ)
最近海外で撮り鉄する機会が増えてきたのですが、
日本と違い撮影地がネットで調べてもヒットしないのが難しいところです。
海外の撮影地を備忘録的に書いていくので海外の撮影地を探す同志たちにも役立てられたらなと思います。
第1回なので初海外撮り鉄で訪れた撮影地から
ジャカルタのSudirman~Manggarai間
https://goo.gl/maps/yHvoNqfD6SJxY4Rb9
最寄り駅的にはManggaraiですが、ホテルや買い物など、住環境が整っているのはSudirmanやBNI cityだと思われますのでそちらに滞在して徒歩アクセスが楽なのではないかなと思います。
Sudirman駅からは1.5kmほどありますが1本道で迷わないです。
Sudirman駅前にファミマがありますが、それ以降はコンビニがないので食料は屋台のおじさんから買う以外ないです。
道中踏切のある交差点は交通量も多く、渡るタイミングを見定める必要がありますが、難なく着くと思います。
光線は午前、時期にもよりますが赤道直下で太陽が高くなるため早朝推奨です。
おなじみの日本の車両のほか、スカルノハッタ国際空港への空港アクセス列車も走行します。
近くにどこかの国の大使館があり、交番も近いからか、一度職質を受けましたが特に問題はなさそうです。
線路際の植物を手入れしている方や、彼らの原付がたまに写り込みそうになります。
直線区間ですが、速度はそれほど出してこないです。本数はそれなりにあるので(山手線ほどではないですが) 被りもまあまあ
水辺の撮影地ですので蚊は要注意です。多分刺されましたが幸いデングが出ることはなく無事帰国できました。(発熱したら飛行機乗れなくなる時勢だったのでシャレにならん)
行きの荷物は余裕があると思われますので、日本から蚊除けグッズを持って行ったほうがいいと思います。
英語が公用語ではない国ですが、スーパーの買い物など、支障なくできるほど通じますので言葉の心配もいらない街でした。
治安も良く、夜に買い物やBで出歩けます。
Manggaraiで乗り換えてBogor方面に少し下った Tanjung Barat駅には巨大なAEONモールがあるのでお土産や食料の買い出しに良いです。
海外旅行入国条件🇮🇩🇸🇬
2022年9月にてワクチン3回接種者への帰国条件がほぼ撤廃されたので2ヶ国周遊してきました。
コロナ禍での海外旅行で実際に訪問した国の入国関係をまとめるので訪問時に参考にしてください。
※記載する内容は私の訪問時(9/17〜9/25,2022)のデータです。また、日本でのコロナワクチンを3回接種済みである観光目的渡航者の内容になります。
記事の内容は参考程度に、最終的には大使館等信頼できる情報ソースの最新情報にて手続きや準備を行ってください。あくまで個人の経験日記のため責任はとれません。
インドネシア入国関係(9/17入国、9/21出国)
インドネシアは通常時日本人観光客に対してビザ免除を実施していますが、現在廃止しています。
観光目的の入国者に対しては到着空港にてVOAを取得する必要があります。
- 必要書類等
パスポート(言わずもがな)
VOA代金(IDR500000 or USD35)
PeduliLindungiインストール(インドネシアのコロナ追跡アプリ)
ワクチン接種証明書(日本のアプリ可)
-
入国後の制限等
ワクチン3回接種済み者は検査・待機とも不要
空港から公共交通機関利用で観光に繰り出せます。
- 必要説があったが実際使わなかったもの
ワクチン接種接種証明書(紙面)
→アプリしか使わなかった
インドネシアを出国する航空券(予約明細)
→提示を求められなかった
- 不安だったけど別に要らなかったもの
PeduliLindungi にワクチン証明情報の登録
→したけど入国までに登録済みにならなかった。アプリ上は未接種マンになっていてショッピングモール等の入場時には危ない人判定されたけどワクチンアプリの「3回済」を見せればOKだった
シンガポール入国関係(9/21入国、9/25出国)
シンガポールはほぼ通常時の入国制限に戻っています。
- 必要書類等
パスポート(言わずもがな)
Trace Together(シンガポールのコロナ追跡アプリ)
ワクチン接種証明書(日本のアプリ可)
SG Arrival Card with Electronic Health Declaration (入国3日前に電子提出)
シンガポールはコロナ関係全て電子で事前準備が可能です。パスポートとスマホだけで入国可能。さすが効率国家ですね。
- 入国後の制限等
ワクチン3回接種済み者は検査・待機とも不要
空港から公共交通機関利用で観光に繰り出せます。
-
持っていかなかったけどあった方がよかったもの
SGD(現金) →ezlinkの購入&チャージでクレカが使えない(コロナ無関係だけど)
日本帰国関係(9/25帰国)
最後、日本の帰国条件です。
ワクチン3回接種であり、今回訪問の2ヶ国は両方とも「青」区分のため、帰国時の検査及び待機は不要です。
- 必要書類等
パスポート(言わずもがな)
My SOS(事前登録で青画面にしておくと当日楽)
ワクチン接種証明書(日本なのでアプリでも紙面でも)
-
入国後の制限等
ワクチン3回接種済み者は検査・待機とも不要
空港から公共交通機関利用で帰宅できます。
成田空港では検疫にてMy SOSの画面を確認後、色分けされた紙が渡されました。(青画面の私は青紙)
海外旅行解禁 2022/Sep
ワクチン3回目接種完了者の帰国条件が9月でほぼ完全撤廃されたので早速出国してきました。
ちょうど夏休みを遅めにとっていたのでナイスタイミングの適用でした。
海外解禁とはなっても燃油高の影響でヨーロッパ線は往復総額2-30万の航空券になりますので近場のアジアで行きたかった2ヶ国を周遊訪問してきました。
2年ぶりの海外 解禁後初訪問はアジアで最も行きたかった国インドネシアを選びました。
※インドネシアでは現在、日本人に対してビザフリーを廃止しています。観光目的の入国は、到着空港にてVOA(到着ビザ)を取得する必要があります。
VOA料金は事前調査だと説が様々だったのですが、最初に言われたのは「USD35」でした。現金はルピアしか持っていなかったため、ルピアにて支払うと言ったところ、「IDR500000」でした。
IDR又はUSDによる支払のようです。
確認はしていませんがクレジットカードが使えそうな環境ではなかったので上記2貨の現金決済だと思われます。
VOAゲート前にATMはありますのでキャッシングで詰み回避はできると思われます。
インドネシアの目的はもちろん地元で走っていた日本の中古車
@Sudirman〜Manggarai
@Manggarai
あとは日本車感丸出しのJakarta MRTです @Asean
ジャカルタに滞在しましたが夜間でも治安は良く、バルブにも出られました。
@BNI city
道路は車と若者が多く、路上喫煙は日本のように規制されていないので空気は綺麗ではありません。
ジャカルタも中心部はビルが乱立して夜中でも明るい街ですが、電車で少し離れると大きなキャンパスの大学や巨大AEONモールなど郊外には田舎らしい雰囲気もありました。
ジャカルタ市内からスカルノハッタ国際空港までは空港アクセス列車が運行しています。料金はRp600000、桁が多いですが日本円で600円ほどです。駅の券売機にて購入でき、クレジットカードも使えます。空港列車はスカルノハッタ〜途中駅下車でも終点まででも料金は一律のようです。たまに値段が半額の列車もあるのですが違いがよくわかりませんでした。
チケットはセブンイレブンで映画チケット買うと出てるくような感じの長紙で印刷されているバーコードを駅の自動改札機に読み込ませて入場します。自動改札機の感度はあまりよくありません。
※別件 Jakarta MRTの自動改札機はICカードが使えますが、ここは日本製らしくSuica並の感度です。
スカルノハッタ国際空港からチャンギ国際空港までLCCで移動。
スカルノハッタではLCCらしく端まで歩かされました。クソデカ空港なのでかなり歩きます。成田より歩きます。
✈
チャンギ国際空港に着弾、入国審査は対面ですが日本のパスポートを見せるとほぼ何も聞かれずにスルーパスでした。
さすがは効率国家シンガポールで、入国審査を通過するとメールで入国通知、シンガポールのコロナ追跡アプリ(Trace Together)も入国後すぐに使えるようになり、事前提出したワクチンデータも3回接種済みで反映されていました。
チャンギ空港の脱出にSMRTを使おうとしたのですが、ezlinkの購入にクレジットカードが使えず少々トラぶりましたが諦めてATMキャッシングでSGDを獲得、市内移動しました。(クレジットカード使える説はウソでした)
シンガポールの観光地はマリーナベイくらいしかないので目的はほぼ飛行機撮影でした。
サンズ屋上の展望台は宿泊者でなくても SGD26 で入場可能、クレジットカードも使えます。
シンガポールの治安は評判通りで、夜中の徘徊は余裕でできます。ポイ捨ても法律で厳しく規制されているので日本並みに街が綺麗です。
シンガポールは法律で深夜の屋外飲酒(飲食店含む)が禁止されています。店舗での販売も禁止されているので深夜に突発で酒を得る手段がありません。
シンガポールのすばらしい多機能ATM「SAM」です。
ATMとしての機能に加え、切手の購入や公共料金支払、ICカードのチャージ等いろいろできます。
日本だとコンビニ有人レジでやっているような支払い関係までこの端末に無人集約されています。
日本でもセブン銀行ATMは結構マルチにできますが切手購入ができるのは羨ましいですね。日本へのポストカードもこの端末で買う切手で郵送できます。日本まで一般的なハガキサイズのポストカード1枚 SGD0.8 です。シールになっておりそのまま貼り付けできます。
ポスト備え付けの所では切手を貼ってすぐ該当ポストに突っ込むだけです。日本へのポストカードであれば「Other Country」へ入れます。
ガジェットオタクには有名なSingpostです。
チャンギ国際空港から帰国
JALですがScoot奥の端まで歩かされました。
チャンギ国際空港は保安検査が搭乗口にあります。トランジット客が多く空港滞在前提のためでしょうか。
搭乗手順としては
①チェックイン&手荷物預入
②出国審査(eゲート)
③クソデカ制限エリア 買物可能
④保安検査
⑤搭乗
になります。おみやげ店が出国審査後の制限エリア内にしかほぼないので預入荷物にぶち込めないのが不便ですね。
チェックイン前にはコンビニくらいしかありません。ターミナル直結のビルには色々ありますが早朝便だったので営業時間前でした。
※JALの朝便だとSMRTが始発前のため、路線バスかタクシーになります。バスだと空港到着時刻がギリギリのためタクシーを使いました。国会議事堂付近のホテル〜空港まで深夜料金で6000円ほどです。タクシーもかなり管理されているようで、海外タクシーながらぼったくり等の心配はほぼないみたいです。不安であれば予約システムからの前払い制での利用が安心です。
解禁後ともあってシンガポール市内では日本人観光客を見かけました。帰国機内ではNRT経由でアメリカや中国へ乗り継ぐ人も見かけられました。エコノミーはほぼ満の搭乗率です。国際線もなんだかんだ調子戻ってるみたいですね。
シンオウ旅行③
投稿に時差がありすぎますが2月のシンオウ旅行、
3回目の今回は道北です。
行のフライト成田→新千歳
苫小牧付近から北海道に上陸するところです。
この日は北海道は天気が良く、逆に成田が雪で出発遅れでした。↓出発時成田
新千歳からまっすぐ北海道開拓の村へ。ポケモンLAのコトブキ村のモデルのようです。
雪が積もりすぎてて隠れるのがなんとも
到着日の前日まで札幌エリアはドカ雪の影響で運休、到着日は動いてはいるものの快速エアポートや特急は間引き運転でした。
ライラック車のカムイ代走
再開したとはいえ運転も怪しいので早めに宿泊の旭川に向かいます。まあ天気いいのでこれ以上欠航になることはないが… 冬の北海道はミスると危ない
2月ですがクリスマスのようなイルミが残っていました。
夜中の気温は-10℃、カメラに体温を奪われます。三脚の金属部には触らないことをオススメします。そんな気温です。三脚のスポンジ部分の役割がわかった瞬間でした。
ホテルで温まり翌朝、始発の普通で稚内に向かいます。
札幌7:30〜旭川9:00発の特急宗谷とは3時間の差がありますが、稚内到着は30分近くに差を縮められます。
とはいえ、30分でも観光時間が取れるのはアドなので普通で先回り。
普通で約6時間、途中謎のバカ停がちょいちょいあったので素直に走ればもうちょっと早いとは思うのですが…
旭川からでも260km程度あるようです。
東京駅から1500kmオーバー。日本縦に長すぎですね。稚内まで新幹線が伸びたとしても私は飛行機に乗るでしょう。
線路のリアル果て ATS終端標識の「終端」の文字もなんかいいですね。
反対側
駅舎 結構綺麗です。観光案内所併設で土産物店もあり、セイコマもあり
せ線路はモニュメントですが駅舎をぶち抜いて車止めのところまで来ています。
宗谷岬行きの路線バスですが、特急の着時間に合わせて発車なので待つのもダルく、初の雪道運転に挑戦してみました。(駅前にTimes Car Shareあり)
道中では稚内空港も通ります。ANAで羽田が1往復、ただし冬は着陸できるかギャンブルなので確実に旭川に飛んで陸攻め派が多いようです。
あまりキッサキらしきものはないので、エイチ湖のモデル大沼に行こうとしました。
冬の北海道ですね〜
それにしてもスタッドレスタイヤはすごいです。こんなゲレンデのような圧雪道でもブレーキが効きます。どうなってんのブリヂストン
帰りは特急で。一応終電は18:03の名寄行、乗継で旭川までは帰れますが特にやることはないので撤収。
まあ北海道の特急電源もなければネットもないし揺れるし鹿が出るから急ブレーキをかけるわで乗り心地がそこまでいいわけでもないです。
翌朝、雪でも着く飛ぶ旭川空港より帰還
ロコンジェットのモデルがありました。
左右で色分けするこのデザイン、正面から見るとなんとも…
アローラロコン塗装の方が好みだし北海道にマッチしてるので青白塗装で統一した方がよかったのでは?
帰りの機内では14日なのでお情けのチョコが配布されました。
機材ミラーレス化 〜EOS R5導入〜
ミラーレスカメラの導入によってカメラ業界が劇的に変化している現在ですが、私も機材を時代変化に乗る形で買い換えることになりました。
一眼レフ大手と呼ばれていたCanonとNikonの時代が、ミラーレスの登場によってSONYがリードし、Canonが追いかける、Nikonは致命傷を負ったという時代になっています。
ミラーレスも現在発展途上な部分が多く、原理的にも従来一眼レフと比べると弱い部分もあるのですが、今後のカメラ業界の動向から従来一眼レフの生産は縮小傾向になるだろうと踏んでの導入です。
前置きが長くなりましたが、今回導入しましたEOS R5のファーストインプレッションと、ミラーレスの特性とどう付き合うべきなのかを紹介していきます。
※用語※ (ミラーレスは一眼レフなのかコンデジの一種なのかなんか微妙なためここではこう定義)
"一眼レフ" = 従来一眼レフ、ミラーがある
"ミラーレス" = ミラーレスカメラ、ミラーがない
☆☆以下本文☆☆
まずR5導入にあたって多少はミラーレス導入の実験台になってやろうという意思もあったため、導入前に気になっていた点を並べていきます。
まだ導入から浅いので実証していない部分もありますが、その部分については原理的な話で済ませていきます。
☆ミラーレス導入前、気になっていた点☆
①電子シャッターによるローリングシャッター歪み
私の中でミラーレス導入に踏ん張りがつかなかった最大の理由がこれになります。メカシャッターが搭載のミラーレスであれば使い物にならなければメカシャッターを使えばいいということになるのですがそれだと一眼レフと変わらないなと…
比較画像 (上は電子、下はメカ)
こちらは真っ先に確認した点です。この区間の速度は分からないのですが駅発車後すぐでカーブ区間なので3桁km/hは出てないのかな…?
比較しやすく平たい顔族の3000が来てくれたので載せます。真横はしょうがないにしても斜め構図なら電子シャッターも使えるかなと導入前には思っていましたが、残念これは私は使いません。おそらく鉄道写真では面縦くらいでしか電子シャッターは使えないのではないでしょうか。(面縦も高速だと下が膨れる写真になるのかも…)
電子シャッターで歪みが出る理由はセンサーの構造にあります。
一般的にデジタルカメラで使われるCMOSは受光した情報をセンサー全体で一括スキャンするのではなく、ラインごとに段々にスキャンしています。センサーやカメラの向きによるのでここでは上から下に順にスキャンするCMOSを考えます。
なぜこんなデメリットのあるCMOSをカメラのセンサーに使っているかと言うと、価格面や省電力性の点で一般向けの小型カメラ向きであるからです。
電子シャッターで歪みが生じ、メカシャッターでは歪みが生じないというのは厳密には間違いで、メカシャッター(一眼レフでよく使われるフォーカルプレーンシャッター)でもセンサーがCMOSである以上歪みは発生します。
まずメカシャッターの受光の仕組みですが、先幕を解放→後幕を閉じる、このタイムラグでシャッタースピード(以下SS)を実現しています。ただ高速SSではこれら2枚の幕を動作させる速度には限界がある(SS1/1000でフルサイズセンサーであれば縦の短辺24mmを1/1000 sで駆け抜けることが求められるため、v=24[mm]/(1/1000 [s])=86.4km/h)ため、ある程度のSS以上では先幕と後幕を同時に動かし、2幕のスリットを調整することでSSを実現しています。
このある程度のSSというのは、カメラをレンズなしの状態で各SSにてシャッターを切っていくと幕個別モードとスリットモードがどこで切り替わるのがわかります。実験にはカメラを犠牲にするか無塵室を用意する必要があるのでネットの情報ですが1/300程度のようです。
つまり、CMOSのスキャン速度が遅くても、シャッター幕が1/300 s程度で駆け抜けてくれるため、メカシャッターでは歪みが少なくなることになります。
1/300 sのSSと言うと新幹線や旅客機を撮る人からすると遅すぎるSSですが、300km/hで運動する物体が1/300 sで進む距離は x=300[km/h]×1/300 [s]≒0.28[m]
約30cmとなるのである程度離れていれば写真としては気にならないですね。
対し電子シャッターではスキャン時間が早くないらしく、(1/数十 sらしい?)上から下にスキャンしている間に像が移動してしまうと歪みとして現れるわけです。
このスキャン時間が遅いのはセンサーで得たデータの解析処理に時間を要するためなのか詳しいことがよくわかりませんが、このスキャン時間を1/200-300 s程度にしないとメカ廃止は現実的でないことになります。NikonはZ9でメカシャッターを廃止してきましたがこれを実現できたのか、もし満足できない性能であればいよいよNikonは客がいなくなる状況ですので注目ですね。
②メカシャッターによるレリーズラグ
これはミラーレスの原理上起きてしまうものです。
ミラーレスのファインダー像は映像のため、センサーは常に露光している状態になります。
つまり、メカシャッターによって撮影する場合は一度先幕を閉じるステップが必要になります。
一眼レフではファインダー像はミラーで反射された実際の光ですから先幕は開いておく必要がないわけです。
③電子先幕シャッターによる露出ムラ、ボケ欠け
電子先幕とメカ後幕ではセンサーからの距離に違いがあり、ピントの合っていない光がセンサーに露光される時間にタイムラグが生じることにより発生する現象。
電子幕はセンサーからの距離が+0であるのに対し、メカ幕はセンサー表面に作ることができない(+0の地点に作るとセンサーに接触しながら動作するため)ことから+いくらかの距離がある。
未検証ですが鉄道写真では後方に映り込んだ後方のピントの合っていない信号機の灯火に影響が出そう。
これはハイブリッドシャッターによる弊害ですね。カメラ機構の対策としてはメカ幕の位置をセンサーに充分近づける(とはい+0は不可能なため完全には対策不可)
④EFレンズをアダプタで使用できるか
現状使用したのは、
純正Canon EF24-105 F4
Σ 150-600C
マウントアダプターEOS-Rにてどちらも満足な動作をしてくれました。
⑤電池バカ食い
これもミラーレスの原理上、ファインダーにもモニターにも表示する場合には電気を食います。一眼レフではファインダーの方は撮影データ部分以外は食わないですからね。
R5の場合は撮影データを表示する肩液晶があるので全部で3パネル表示することになります。
とはいえ全部が常点灯ではなく、ファインダーは覗いた時にだけ表示(ファインダー下部のセンサーを塞ぐことにより覗いた判定→表示)、モニターはOFF可能、肩液晶は常時動作のようですがあまり食うモニターではないと思われます。
個人的に気になったのが肩液晶が電源OFF時にも消えないこと。マニュアルのMなどモードが表示され、有機ELではないため無表示部分も点灯しています。有機ELではないディスプレイのスマホを考えるとわかると思いますが黒でも黒を表現するために発光しています。あの状態を考えるとわかると思います。
肩液晶を消すにはバッテリーを抜くしかなさそうなので移動時にはバッテリーを抜くのがいいかもしれません。そもそも電源を抜くというのはバッテリー持ちをよくする方法の一つでもありますので少しでも持ちをよくしたいならば実践してもいいかもしれません。
☆シャッター方式の使い分け
最後に3種類のシャッター方式のメリットデメリットを挙げて使い時・使ってはいけない時を考えていきます。
- 電子シャッター
メリット
機構劣化がなく長寿命
超高速シャッタースピードが可能
デメリット
高速動体でのローリングシャッター歪みの発生
→
使い時
止まっている物の撮影(風景等)
動体が映っているが歪みが許容できるレベルに小さい
使ってはいけない時
高速動体の撮影
- 電子先幕シャッター
メリット
メカシャッターをレリーズラグなしで使える
デメリット
先後幕の位置の違いによる露光ムラ
→
使い時
全体がピント範囲に収まっている写真(壁面等)
高速動体の撮影(メカシャッターを使いたいがレリーズラグが許容できない時)
使ってはいけない時
ピンボケを表現とする写真
- フルメカシャッター
メリット
ローリングシャッターゆがみの小ささ
デメリット
レリーズラグ
機構劣化
→
使い時
高速動体の撮影
使ってはいけない時
特になし、だが機構劣化を避けるためには電子で良いときは電子を使うべき
ホウエン旅行
日本の大4島のうち最後の到達になりました九州です。
ホウエンらしさが出るのは沖縄や種子島などの離島なので九州島内だとただの観光味が残るところではあります。
行のフライトは羽田からJALのA359で。運用を見ていなかったのですが当日Tokyo2020機に当たったことを知りました。
福岡空港は晴れ、機内はガラガラでした。
いきなりポケモン要素がないですが佐賀県民の生活様式が見れる吉野ヶ里遺跡です。一応佐賀はコトキタウンのモデルと言われていますがゲームでは何もない町なので聖地巡礼も何を持って達成なのか難しいところです。
特急で移動しましてカイナシティのモデル 長崎
一泊して稲佐山からの夜景
長崎駅には開業前の新幹線ホームができていました。
建物はできていますが照明類等電気関係はまだのようです。
翌日。始発の特急から新幹線を乗り継いで熊本へ。
JR九州は在来線特急と新幹線の乗継割引が効かないので注意です。
熊本城が営業サボってるので加藤神社から逆光で撮るしかありませんでした。どのみち天守内は興味ないので下の広場まで解放してくれればいいのに。
熊本から内陸側へ電車を乗り継いで、えんとつ山のモデル 阿蘇山です。
阿蘇山ロープウェイは直すつもりがないらしいので聖地が減っているのが残念です。
阿蘇は酪農が有名なので山には家畜がいました。阿蘇産の牛乳は関東でもスーパーに並んでいますね。
食には興味がないのですが牛乳や乳製品は好むので北海道や阿蘇のような有名どころではよく飲みます。実際九州のスーパーでは阿蘇の牛乳がよく並んでいました。
AEONのTOPVALUの牛乳も九州では阿蘇の牛乳でした。
阿蘇駅前にはウソップの像が。尾田さんが熊本出身らしいです。
山を越えて温泉地の別府。温泉地ですがフエンタウンのモデルは位置から竹田あたりと言われています。駅の温泉アピールが凄いです
りゅうせいの滝のモデルと言われる竜門の滝です。流星の滝手前の山道は福岡の平尾台とも言われていますが滝自体はこちらが有力だと思っています。
久留米まで出て新幹線で一気に鹿児島へ。東京から続いている新幹線の長い線路の末端まで来ました。
ミナモシティのモデルは鹿屋当たりと言われていますがあまら鹿屋に要素がないので本土最南端の佐多岬へ。
一応ミナモシティにも岬の再現があります。
ミナモシティに沈む夕日(?)です。残念ながら方角的に鹿屋の方には沈みませんが。右に見える山は桜島です。
せっかく来たので志布志市役所にも行ってきました。佐多岬のついでで行く距離ではないですが…
少々無理をしたところ夜に山道を走るハメになりました。
鹿児島で一泊し、おくりび山のモデル、桜島
夜中寝ている間に噴火したらしいですが小規模だったのか日常すぎるのか、ニュースでやんわりと言われるまで気が付きませんでした。現地の人には震度1-2の地震感覚なんだと思います。
前日に鹿児島は攻めたのでこの日はすることがなく早めに空港へ。
飛行機関係の展示があります。
足湯もあります。どうせなら新千歳みたいな全身浸かれる温泉がよかった…
鹿児島空港から帰還しました。前日の運用予告ではピカチュウジェットだったのですが当日に差し替えを喰らいました。
ホグズミード&ホグワーツ@ユニバ🇯🇵
実はハリポタのオタクでもあるので ユニバのハリポタエリアに行ってきました。
開業直後くらいに行った以来なのでかなり久しぶりの訪問です。
GK201 NRT ✈︎ KIX
日帰りで交通費を浮かせるためにLCCです。
NRT→KIXはLCCだと太平洋にはみ出して飛ぶものだと思っていましたが(前回搭乗時はそう)今回は富士山南側を通過するルートでした。
夏なのでまだ雪はありませんが火口がくっきり見えました。
ロンのお父さんが改造した空飛ぶフォード
ユニバでは地面に置いてあるだけです。
ユニバのコンセプトはホグズミード村とホグワーツ城です。エリア入口より進んでいくとまずはホグズミード村の入口へ。
ホグズミードへ入ってすぐ左手にハニーデュークスとゾンコの合造店舗があります。
ハニーデュークスは菓子が数種類おいてありますがゾンコの方は原作のようにイタズラグッズが販売されている訳ではなく、作っただけ状態です。
入口右手にはホグワーツ特急の置物。比較用のスタジオツアーinロンドン
屋外置だからかユニバは色あせています。車番は同じなのですね
個人的によく分からないのがホグズミードなのにあるオリバンダー杖店。なぜここだけダイアゴン横丁なのか。
正直サイズ感はガッカリサイズなので遠くから見ることをオススメします。
ホグワーツ城の内部、フィルチさんの没収用品店の横にトイレがあります。薄暗い雰囲気はいいと思います。マートルがずっとうるさいですがトイレを水浸しにすることはないようです。
ハリーポッタースタジオツアーロンドンの後に行くと正直ユニバでは満足できません。ユニバの唯一の優位点といえば大きいホグワーツがあることだけです。(スタジオツアーでは撮影用の模型↓)
ユニバはあくまで遊園地なのでジェットコースターとかがメインなんだとは思いますが。
リアルサイズのホグワーツを経験したければアニック城やオックスフォード大学へ行くしかないようです。ここら辺は次回渡英時に訪れようと思っています。
にしてもホグワーツの城の写真で入場券8000円はコスパが悪い…
豊島園跡地に早くスタジオツアー東京ができるのを待っています。個人的にハリポタのオタクはユニバよりスタジオツアーの方が満足できると思います。